【獅子の如く】三方ヶ原の戦い第10期を終えて
公開日:2023/11/10 最終更新日:2023/11/10
ライター:ゆきとむし
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『獅子の如く~戦国覇王戦記~』における三方ヶ原の戦い第10期についてまとめた記事です。三方ヶ原の戦い第10期を振り返り、印象的な試合や今後やるべきことをまとめました。攻略の参考になれば幸いです。
三方ヶ原の戦い第10期を終えて
先日の2023年10月21日をもって、三方ヶ原の戦い第10期が終了しました。三方ヶ原の戦いもかれこれ10期目だったこともあり、全体的に戦術や動きの練度が高まっていたという印象です。
毎シーズン恒例となりますが、今期の三方ヶ原の戦いを振り返り、次シーズンに向けた体制づくりのヒントになれば幸いです。
三方ヶ原の戦い第10期の結果について
覇権連盟の優勝一族は「天和」
今期の三方ヶ原の戦いでは、最終決勝に駒を進めた一族は「まみくえ」と「天和」です。
両一族共に一族として最終決勝に進んだのは初という状況で注目された試合でしたが、接戦を制したのは天和の皆様。両一族の皆様お疲れ様でした。そして天和の皆様、優勝おめでとうございます。
対してまみくえとしては悔しい結果となりましたが、シーズンごとに成績がよくなっているので、さらなる飛躍に期待ですね。
三方ヶ原の戦い第10期で記憶に残った合戦
覇権連盟|最終決勝
今期もっとも注目された試合といえば、最終決勝のまみくえvs天和かと存じます。両一族、どちらが勝利しても一族としては三方ヶ原の戦い初優勝という状況でしたから、準備もやる気も充分だったでしょう。
結果は冒頭で述べた通りですが、そこに至る過程が大切であり、今後に繋がる重要な要素だと考えます。筆者が最終決勝を観戦して受けた、それぞれの一族の印象としては以下の通りです。
天和
- 攻撃の手数が多く、回転率も高い
- 三方ヶ原と保護時間の更新を重視
まみくえ
- 防衛方式が特殊でありオンリーワン、真似がしづらい
- 取捨選択の判断が印象的
私が各種数値を見た印象ですが、天和は2023年10月21日時点において、全サーバー一族のなかでも最高クラスの戦力を有しており、まみくえも当時では全サーバートップレベルの戦力を有していましたが本質的な戦力で言うとまみくえがやや不利と考えていました。
※筆者は見た目の一族・個人の戦力値は参考程度に考えており、ここでいう本質的な戦力とは専属守護霊を含めた武将戦力、軍馬、具足、戦法といった要素を指します。
観戦した印象|天和
実際の試合展開をみても、天和が重視したであろう拠点の占有率は、試合終了まで天和がほぼ占領状態で推移していました。これは単純な力押しというわけではなく、一族の戦力を適切に配分した結果だと感じます。たとえば「拠点を守ろう!」と意識しすぎて全員で防衛すると、その隙にほかの拠点を奪われてしまい劣勢になるケースはよく見ます。そこで攻撃も防衛も両立するのは難易度が高い動きなんですよね。
あと特徴的な動きと感じた部分は保護時間更新を意図的に発動するため、わざと金瘡医館や陣太鼓台を対戦相手が取得しやすい状況にしていたのも、ほかでは真似が難しい動きでしょうか。
三方ヶ原は主力で防衛。対戦相手に陣太鼓台や金瘡医館を取らせる。三方ヶ原は約2分間防衛を継続、対戦相手の陣太鼓台や金瘡医館の保護時間が切れたら別働隊で再占領、保護時間発生の流れです。
保護時間更新で生まれた2分間は救援を抜いて、ほかの拠点の攻防に回すことで、無駄なく立ち回れるといった作戦とお見受けします。最終決勝では、三方ヶ原でまみくえの波状攻撃を弾き返していましたね。
あとは取捨選択がしっかりできていたのも印象的でした。まみくえが行う低取次の攻略が難しいと判断したら、ちょっかいは出すが無理に攻略せず、防衛やその他拠点を攻撃していましたね。
観戦した印象|まみくえ
戦闘で不利になる展開はまみくえも対戦前の段階で予期していたと思われ、どうするか気になっていました。試合を見た方はご存知かと思いますが、まみくえの取った戦術は「低取次の活用」でした。
通常だと低取次はサブアカウントを作成し、低レベルかつ取次所のレベルを上げずにキープしたアカウントで拠点を占領することで、毎戦闘1軍団、最大24連続の迎撃が可能となる戦術を指します。処理の難しさから一時期は流行していましたが、最近は運用する一族が減っていた戦術ですね。
まみくえの低取次がほかと違うのは「育てていた」点でしょうか。外から見ると本アカウントかサブアカウントかの判別はできかねますが、自力で中立拠点の取得ができることは、通常の低取次と大きく異なる点です。これにより三方ヶ原をまみくえで奪取することは厳しい状況でしたが、三方ヶ原を占領していないマイナスを、低取次で占領した拠点で生まれた得点でカバーできていました。時間経過による中立後の確保も高確率で占領しており、対戦相手としても苦労したことでしょう。50点、100点の拠点をひとつでも死守できているなら、同時占領による得点産出バフを自軍が独占できる点も、今回まみくえが採用した動きで得られる恩恵のひとつですね。
ほかにもまみくえは旗本屋敷の使い方が印象的でした。旗本屋敷の攻防が不利と感じてか、相手が対応しないといけなくなるギリギリの集結本数で攻撃を継続していました。これにより対戦相手に同数、またはそれ以上の人数による防衛を強制。旗本屋敷の対応人数差で生まれた余剰人員を、ほかの拠点管理に回していましたね。旗本屋敷の攻防が拮抗、あるいは劣勢の場合のお手本といえる動きといってよいのではないでしょうか。
たとえば合計で集結8本出せるとして、そのうち勝てるのは3本のみとします。集結8本を同時に攻撃しても落とせないなら、相手への牽制もかねて4本は攻撃し続けて、残り4本の集結は別のことをやる。拠点を落とせればそれでよし、拠点を落とせなくとも、同数以上の敵に対応させ続ければ味方が有利になるといった発想ですね。この配分はあくまでも例ですが、ほかの一族でも採用できる動きかと存じます。
それぞれ工夫を凝らした試合で、見応えがありましたね。改めて、両一族の皆様お疲れ様でした。
三方ヶ原の戦い第11期に向けた準備
少人数集結は必須
今期の三方ヶ原の戦いでは、最終成績がよかった一族ほど、少人数集結を活用していた印象が強いです。
少人数集結とは、北条早雲や織田信長の専属守護霊の特性である「敵領主数が自軍より多いほど専属守護霊の効果が高まるスキル」を活用し、1集結に関わる人数を少人数で構成。
1集結の参加人数を減らすことで一族としての集結本数を増やし、同時に複数箇所を攻めたり、攻撃と防衛を両立する動きを取りやすくしたりする戦術です。
一般的には集結へ8人参加したほうが強くなりそうですが、北条早雲と織田信長の専属守護霊のような集結に参加している自軍の領主数が少ないほど強力になるスキルを活用すれば、集結のパワーを下げずに運用できます。同時に運用できる集結攻撃は多いほど複雑な動きもできるようになるので、今後の三方ヶ原の戦いでは北条早雲や織田信長の専属守護霊は必須といってよいでしょう。
戦力を正確に把握しよう
獅子の如くはゲームとしての性質上、一定以上の本質的な戦力差があると、いくら戦闘しても勝つのは難しいのが現実です。戦闘にランダム要素があまりないので、たとえば挑戦状では本質的な戦力差が大きい相手に何度挑んでも負けます。そうじゃないと課金を含めた育成をする意味が薄れるので、そこは当然だと思います。
ですが集団戦は異なりまして、相手50人全員に対して、自軍の50人全員が勝てないかと言われるとそうでもないケースは多いはず。極端に強い人がいたとしても、全拠点こちらの攻撃が通らないとも限りませんから、勝てない相手との戦闘を避けるのは有効な立ち回りと考えます。先述したまみくえの動きは、考え方としてはこれに近いと思われる。
逆に対戦相手と自軍を比べて、本質的な戦力で優位なら天和の動きが参考になるでしょう。対戦相手と自軍を比べて優位な側は、自軍のやりたいことを相手に押し付けることができる強みがあります。
この記事を見ている皆様におかれましては、慣れていないうちはほかの一族がやっている動きを真似ていいと思いますが、ゆくゆくは一族の特性を生かした戦術にカスタマイズしていきたいですね。
取捨選択の考え
自軍のほうが圧倒的に強ければ攻撃も防衛も可能でしょうが、対戦相手が自軍と拮抗、または自軍を上回っている場合、普通に正面衝突しては勝つのは難しい。この拠点だけは絶対取る・守る、防衛捨てて全員で攻撃といった、思い切った動きは必要と感じました。二兎追う者は一兎も得ず。
戦闘における選択肢の確認
三方ヶ原の戦いを含めた対戦では、選択肢が場面に応じて複数でてきますよね。
- 攻撃する
- 防衛する
- 待機する
ほかにもあるかもしれませんが、試合中にどうしたらいいかわからなくなることが多い方は、頭の中で選択肢を表示させるイメージでやってみてはいかがでしょうか。いつもやっていることは大まかに分類すると、大体上記3つに入るはず。