【獅子の如く】【夢幻泡影-上洛角逐戦】第4期の振り返り
公開日:2025/12/19 最終更新日:2025/12/19
ライター:ゆきとむし
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『獅子の如く~戦国覇王戦記~』における【夢幻泡影-上洛角逐戦】第4期の振り返りについてまとめた記事です。夢幻泡影-上洛角逐戦の第4期を経験した感想や先述、今後の準備などをまとめました。ぜひ攻略の参考にしてください!
【夢幻泡影-上洛角逐戦】第4期の振り返り

先日3週間開催された夢幻泡影が終了しました。この手の戦争系イベントは得手不得手があるものですが、各マッチング帯で参加した皆様は結果いかがでしたでしょうか。どのような結果だったとしても、3週間ほかのサーバー一族の皆様と共闘、対戦できた経験はかけがえのないものだと存じます。
本記事では夢幻泡影第4期の感想や第5期に向けた内容を考察していきます。
【夢幻泡影-上洛角逐戦】第4期の結果について

今回の夢幻泡影は筆者が参加したマッチング帯では、北陸連合軍が制覇となりました。
最終日に八木を落とされても最後まで京都御所争奪戦に挑むため迂回ルートを進軍する西国連合軍。膠着状態の戦況のなかで早期に京都御所を確保し、2連合軍からの防衛という難易度の高い動きに挑み戦い抜いた東海連合軍。全勢力が最大限できることをやった最終日は熱い戦いでした。
北陸連合軍の皆様は稼働率が非常に高く、本イベントの大切な要素である「連合軍全体でイベントに取り組む」ことができていたと感じます。戦争系イベントは戦力ももちろん大切ですが、過去の経験からアクティブなプレイが重要と痛感していました。その点において、北陸連合軍の皆様はおそらく全マッチング帯で最高レベルの稼働率だったと存じます。
各連合軍の皆様対戦ありがとうございました。
【夢幻泡影-上洛角逐戦】第4期で記憶に残った合戦
3週目 火曜日 攻城戦

3週目までは小競り合いは発生したものの、目立った攻城戦がなかった本マッチング。火曜日に大きく動きがあり、西国と東海が北陸の朽木谷に対しての攻勢を強めました。3すくみのイベントかつ各連合軍の状況からして、これは当然の流れです。
スタート時点の参加一族と戦力、実際の戦闘や稼働率を総合して北陸連合軍は火力、アクティブともに優位なマッチングでした。西国、東海ともに優秀な一族、メンバーが揃っているものの、単独で北陸とバトルするのは骨が折れる状況だったと推察します。
タイマンでは有利とはいえないなら、敵の敵は味方ということで強力な連合軍へ同時に攻め込むのは理にかなっていますからね。
3週目火曜日に西国か東海が北陸の朽木谷を占領、木曜日は北陸に渡さず維持または西国か東海同士によるパス、放棄宣戦という手段もあり。
なんにせよ「西国と東海にとって脅威となる北陸を京都御所争奪戦に絡ませないか遅延させる」仕込みを3週目木曜日までに完了させれば、最終的に京都御所を占領したい西国、2勢力から同時に攻められるよりはマシな状況になる東海ともにメリットがある状況をつくれますからね。結果として北陸の朽木谷を西国が占領し、日曜日に向けた仕込みの第一段階を完成させた形となりました。
北陸としては朽木谷を攻め込まれる可能性を考慮して美濃山関所を占領しておき、小谷→佐和山→勝竜寺の道を残しておいたので、致命的にはならなかったものの、朽木谷が陥落したのは悩まされる事案。これは放置するわけにもいかず、次の木曜日で絶対に確保する必要がありました。
※放棄宣戦
城市をあらかじめ放棄しておき、対象に宣戦して再度占領すること。放棄すると曲輪は破壊済みとなり、その場合宣戦の10分をすぎると占領が確定。占領した日は攻城戦を仕掛けられないから守る必要がなくなるので、攻城戦で優位に立ち回れる。
3週目 木曜日 攻城戦

木曜日は朽木谷防衛という選択をとった西国。朽木谷または勝竜寺の攻城と主城移転先の佐和山防衛&関所と佐和山の間にある小谷を東海から防衛するという2方面の戦闘が必要になった北陸。京都御所防衛を見据えて北陸を退場させたい東海。今回のマッチングでもっとも激戦となった日でした。
筆者は北陸で参戦していましたが、佐和山外郭と小谷は両連合軍からの攻撃を受けて、東海から行天橋も普請されるのでこれを破壊しなければならない。さらに優先目標である朽木谷を占領するために攻城を仕掛けなければならない。
総合的に北陸は優位な連合軍だったとは思いますが、とはいえ西国と東海を同時に相手するのは厳しい。役割分担をして、どうにか朽木谷の攻城と佐和山、小谷の防衛を完了できました。このときのざっくりとした役割分担は以下の通り。日曜日もだいたいこんな感じでした。
- 攻城:行天橋普請と攻城、曲輪防衛
- 佐和山・小谷防衛:行天橋普請された際の破壊、外郭防衛
- 遊撃:自軍行天橋普請、敵行天橋破壊、敵外郭牽制いずれか
- 敵方外郭牽制:敵方の外郭を攻撃
上記の役割分担で作戦開始。
理想は朽木谷、八木、勝竜寺の占領でしたがさすがにそれは西国と東海が許してくれず、辛くも朽木谷を占領できたところで木曜日は終了。練りに練った編成で攻撃しましたが西国と東海の曲輪に攻撃が通らなかったのはびっくりしました。一筋縄にいかないものです。
木曜日終了時点で三すくみの戦場となりました。
3週目 日曜日 攻城戦

日曜日の戦況は以下のようになりました。
- 京都御所:東海 八木:西国 朽木谷:北陸 それぞれ占領。
- 北陸の主城は朽木谷へ移転済み。西国と東海の主城は本陣エリア。
- 19:00 北陸 西国と東海の本陣前砦を井楼で破壊。北陸、京都御所と八木の外郭を占領し移転妨害。
- 20:00 各連合軍 井楼の普請を開始
- 20:30 西国と北陸 京都御所へ行天橋普請開始。西国は八木、東海は勝竜寺に主城移転。
- 21:00~ 京都御所、八木、朽木谷の攻城戦。西国と東海、朽木谷へ行天橋を普請。北陸は京都御所の行天橋普請後、八木の行天橋普請。
- 21:30頃 北陸が西国保有の八木を占領。西国は敦賀関所経由で朽木谷へ。
- 21:45頃 北陸 京都御所を占領
- ~22:30まで 西国と東海、朽木谷へ行天橋を普請。北陸が終了まで朽木谷を防衛。
日曜日スタート時点は三すくみの状況となっており、京都御所を占領済みで守り切りたい東海。京都御所を落とすために行天橋を普請しながら、京都御所の占領を自軍が決めたい西国と北陸という構図。
日曜日の時点で本陣エリア外に出ているのは北陸のみ、北陸はこの時点で即時移転を残しながら、日曜日の攻城戦を迎えられました。これは万が一陥落されてしまった場合に役立ちます。
陥落状態のときは行天橋や曲輪の攻防に参加することができなくなってしまうのですが、移転をすることでこれを解除できます。そのため日曜日の攻城戦時間に即時移転回数があるのとないのでは、いざというときにリスクを軽減できるのです。
振り返ってみると、日曜日時点で京都御所を保有している場合、敵方の行天橋普請をすべて阻止するのはかなり難易度が高いと感じました。ただし京都御所に移転ができて、かつ外郭を防衛できて陥落にされない環境を作れるなら、難攻不落の要塞にできる可能性はありそうです。

では攻城側が簡単かというとそうでもなく、行天橋の普請枠の上限がネックになります。一言でいうと「ミスができない」のです。
たとえば京都御所に普通の行天橋が5つ完成したとして、これらがすべて敗北してしまった場合、普請枠は回復しません。つまり連合軍奥義を最大まで進めたとしても、残り3つの行天橋で攻城しなければならなくなります。そのためとにかく攻撃すればいいわけではなく、行天橋を投げる手順とタイミングがとても重要となるのです。
さらに攻城側は競合する連合軍がいる場合、横取りを防ぐことも意識する必要があります。とはいえお互いの足を引っ張りあって京都御所を落とせなければ本末転倒。ゆえに難しい。
今回の北陸は20:30時点では自軍の行天橋普請を最優先し、一定の行天橋普請を終えたら朽木谷の防衛と行天橋普請、西国の行天橋普請を妨害。行天橋6つ普請を終えたら行天橋ひとつを八木に普請して牽制。簡易行天橋はいつでも普請できるため残しておく。このような流れで挑みました。
最終目標はあくまでも京都御所の占領にあるため、19:00頃から行っていた移転妨害は20:30時点で解除。行天橋さえ必要数普請してしまえば、あとはほかの連合軍の行天橋破壊および外郭攻撃→陥落が行えるので、行天橋を最速で普請すれば、それだけ先手を取って動きやすくなります。
北陸では、行天橋を必要数普請後は敵主力陥落後や出払っていると思われるタイミングで攻城開始。また北陸目線の京都御所攻城は最初に少し攻城を仕掛けた後、競合の西国を陥落→八木占領後に京都御所攻城を本格的に実行しました。
攻城で意識したこと
・妨害に夢中にならない
ゴールは日曜日終了時点で京都御所を占領済みにすること。妨害はその補助にすぎない。
・焦って攻城仕掛けない
敵主力が待ち構えているときの攻城は、先述した行天橋普請枠の関係で危険。敵主力を陥落させてから攻城したり、虚を突いたりなど工夫が必要。攻城の利点は「攻城タイミングを攻城側主導で決められる」点にある。
第5期に向けて考える戦術または事前準備
兵器の育成

武将はもちろん大切ですが、兵器が育っているかどうかでかなり戦果が変わったと感じます。すべての兵器を育成するのは難しいでしょうが、主力となる兵器をひとつは持っておきたいですね。
資源およびアイテムの管理
今回筆者が参加したマッチングでは、戦力面で優位と考えられる北陸はどこかのタイミングで2勢力から攻め込まれて封じ込めされるのは確実。そのため普段の戦闘でなるべく消耗しないよう意識しつつ、敵方に余力を持たせないよう動きました。具体的には以下のとおりです。
- 負担の分散。なるべく全員で戦う。
- 金山採掘と敵方の採掘妨害。
- 資源管理。攻城など戦闘が起きる日に目安を決めて資源を温存。
- 大判と加速アイテムの在庫管理。大判不足で動けなくなるパターンもある。
考えておきたいこと

金山関連はよく話題に上がる事柄ですね。筆者の考えとしては、資源の管理も含めて三すくみをどう制するか、長期戦を行うかが本イベントの肝なので、基本的に金山は攻撃するし、されるものであると認識しています。
仮に全連合軍の資源と加速アイテムや大判が潤沢にある状態で戦闘が開始されるなら、2対1が想定される勢力は手も足も出ないで終了するでしょう。おもに京都御所を保有している一族はその危険に晒されるはず。
そうなると誰も京都御所を取らなくなり、仮に京都御所が中立のままの状況だと、次はもっとも戦力がある連合軍がターゲットになる。これもフルタイムで攻撃されれば、2勢力を相手取る側はかなりの不利を背負うことになるのです。
ルール上可能なことはすべておこりうると考えて、連合軍みんなで作戦を考案しておくのも夢幻泡影の醍醐味ではないでしょうか。あくまでこのイベント期間、このマップで起きるだけのことですし、通常マップではなにも被害はなく育成への悪影響もないですからね。