【獅子の如く】手取川の戦い第5期の結果について
公開日:2024/11/29 最終更新日:2024/11/30
ライター:ゆきとむし
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『獅子の如く~戦国覇王戦記~』における手取川の戦い第5期の結果についてご紹介しています。手取川の戦い第5期の結果のまとめと、今期で印象深かった試合と解説をまとめました。ぜひ攻略の参考にしてください!
手取川の戦い第5期の結果について
先日11月23日に手取川の戦い第5期が終了しました。今期の手取川の戦いでは各種仕様変更が加わり、これまでと大きく動き方や作戦の組み立て方が異なり苦労したのではないでしょうか。
本記事では今回の手取川の戦い第5期を振り返りながら、今後の手取川の戦いに生かせる内容を考えたいと存じます。
手取川の戦い第5期から変更された内容は以下の記事でまとめています。
シーズン通して新規スキルを活用した感想
隔離の使用タイミングが大切
隔離の特徴は「拠点に使うと30秒攻撃されなくなり、敵本陣に使用すると60秒間攻撃できないようにする」効果があります。たとえば敵に囲まれている自軍拠点を延命したい場合、囲まれている拠点に隔離を打てば30秒間保護することができますし、特定の相手を抑えたい場合は敵本陣に隔離を打つことで、しばらく攻撃不可の状態にできます。
隔離は一度使うと20分間使用できなくなるので、使用タイミングがとても大切。今シーズン通して体感した印象では、城市の占領、または敵の城市占領を阻止するために使用するのがおすすめです。
死守は陣所のストックと相談しながら使用
補給が使用できる死守スキルは、自身が動けなくなる代わりに陣所を60秒間、敵から攻撃されないようにできます。占領状態が目まぐるしく変わるような戦況で死守スキルを使うと、自身が動けないためその場に取り残されてしまう恐れがあります。ですがストック含めて陣所が壊される前に死守スキルを使用すれば、陣所の延命によって戦場に自軍の陣所がなく、物資の補給ができないといった状況を防ぐことができるでしょう。
疾走はルート変更に利用できる
疾走は占領している城市の占領範囲に移動できるので、フォローしたいルートへ即座に移動できます。今回筆者が所属している一族では使用する場面はありませんでしたが、これは作戦次第。疾走スキルの一番の長所は10秒ほどの僅かな時間でワープできることにあります。
たとえば主力の先陣を拮抗しているルートに疾走スキルで一瞬で合流すれば、膠着状態の打破ができるかもしれません。上下ルート間のような長距離移動に適しているスキルですね。
漏刻の活用と阻止
漏刻は使用すると60秒間自軍根拠地を攻撃不可状態にできるので、自軍根拠地に攻め込まれた際の延命、立て直しに利用できます。発動のコツとしては、延命ではなく自軍根拠地から近い城市を中立にするまでの時間稼ぎと考えること。漏刻を使うだけでは根拠地防衛するにも60秒間しか稼げないので、なにもしなければ根拠地はいずれすべて破壊されるでしょう。
漏刻を発動して隣接している城市の占領を解除できれば、根拠地がすぐに攻撃されることがなくなるので、漏刻と城市の取り返しをセットで考えておきましょう。
手取川の戦い第5期|特に印象に残った合戦
後期2戦目 黒幻双龍 vs 闘龍門
当時の筆者は自身の試合が終了してからリアルタイム観戦していましたが、非常に印象深かった試合でした。一言でまとめるなら手取川の戦いのすべてが詰まった試合です。
初期の振り分け
試合開始時点の振り分けから見てみましょう。
黒幻双龍は各ルートに人員を振り分け、中と下に人員を厚めに配置しています。
対する闘龍門は下ルートを放棄し、中と上に人員を集中させています。
ここで注目したいのはどのルートに人員を寄せているか。
基本的に手取川の戦いではひとりでできることに限度があるので、人数有利なほど戦況を優位に保てます。両一族の振り分けの場合、黒幻双龍は各ルートに人数を振り分けましたが、闘龍門は下ルートを放棄する代わりに黒幻双龍の手薄なルートにピンポイントで人数有利を作ることができているので、開始時点の振り分けでは闘龍門有利な展開となっています。
総合的な戦力では後発サーバーといわれるS45の闘龍門は不利な試合でしたが、人数の優勢がこのあとどう影響するでしょうか。
各ルートの途中展開
中ルート
七尾城の初動はお互い自軍に近い拠点をすぐには占領せず、敵を引き付けて確保しています。これは敵に拠点を最初に占領させ、自軍の拠点を遅れて占領し、先に保護時間が切れた敵拠点を集中攻撃して七尾城の占領を狙う動きですね。中立で維持するにも向いている作戦です。
中ルートは拮抗している状態でしたが、闘龍門が複数の拠点を隔離や拠点防衛で粘っている間に、闘龍門が七尾城を占領。
ここで注目したいのは黒幻双龍の戻り判断と人員振り分け。黒幻双龍視点ではこの時点でやらないといけないのは1.根拠地防衛 2.興津城を中立か占領して安全圏まで押し戻す。先々の進軍を見据えて七尾城に何人か残しておくのは有効であり、同時に根拠地防衛と興津城取り戻しに必要な人員配置もできている。この劣勢な状態に追い込まれていても先々を見据えて立て直す動きは全一族の参考になるでしょう。
その後、闘龍門は黒幻双龍の根拠地に到達。
闘龍門は興津城まで進軍した際、すぐに拠点と城市を占領せず、味方が到着するまで削りのみ行っていました。この状況において素晴らしいのが目前の空き拠点をすぐ占領しなかったこと。
もし七尾城占領後、先頭で到着した方が拠点をすぐ占領すると、保護時間がその時点から発生しますよね。味方が合流→攻撃が遅れてしまうと拠点を再度取り返されてしまい、根拠地まで到達できなかったでしょう。
くわえて闘龍門主力メンバーが興津城拠点を占領して、前線を興津城で固定する動きを取っており、自軍の長所を生かした占領手順を実行していると感じます。闘龍門は根拠地到達まで非常にスムーズでしたが、黒幻双龍は解散を使用して戻っていたため、根拠地の迎撃体制が整っています。
ここで黒幻双龍の七尾城を突破された跡、解散戻りを特定の人員に絞り、根拠地防衛、前線押し上げの役割分担する配置に注目&参考にしたいです。この場面のような、押し込まれている一族がやってはいけないのが根拠地に人員が戻りすぎて、興津城など隣接している城市を取り返せず、永久に根拠地を攻撃され続けること。
今回の場合、闘龍門が根拠地進軍、興津城中立後の戻りも早かったです。通常なら根拠地突破時点で決着がついていても、おかしくはなかった。ただ黒幻双龍は七尾城中立までの道筋を作ってあり、七尾城まで押し戻すことに成功しました。
このような動きを咄嗟に指揮官がすべて指示するのは難しいので、こういうときはどうするかなど、メンバー全員が把握していたからこそできたことだと思います。以降、中ルートは七尾城の膠着状態へ。
上ルート
上ルートは闘龍門の人数有利の影響で、黒幻双龍が少人数で闘龍門の進軍を阻止して粘っている状態。
松任城は双方が占領状態を行き来しています。筆者が手取川の戦いに参加した感想として、前線の上げ下げの難易度の高さにいつも頭を悩ませています。
たとえば上下ルートを進軍するとして、敵の根拠地を目指したい場合。当然自軍手前城市→松任城、小松城→敵側城市と占領していく進軍ルートになります。ただし上下ルートは城市間の距離が中ルートに比べてやや長いので、現在いる城市の占領を確認してから移動開始したのでは、先刻占領した城市の保護時間が切れてしまい、相手の動きによっては即中立にされて戻らざる得なくなります。
あとはそもそも占領状態にすべきかどうかの判断が必要です。仮に人数が少ないなどの理由で進軍せず松任城や小松城で敵の進軍阻止をしたい場合、城市を占領状態にしてしまうと進軍できないのに自軍が占領した各拠点の保護時間だけが過ぎて一斉に保護時間切れ、敵軍に一方的に拠点攻撃されてしまう状態になってしまうでしょう。
進軍しないなら中立でキープ、進軍したいなら各拠点を同時に占領かつ進軍時間を稼ぐ工夫が必要ですね。最終的に上ルートは松任城を占領した黒幻双龍があらかじめ粟生城に人員を配置しており、そのまま粟生城の占領と根拠地攻撃を繰り返し勝利となりました。
下ルート
下ルートは闘龍門がほぼ人員を配置していないため、黒幻双龍が開始3分時点で深沢城まで到達。途中まで進軍していて相手がいない場合、動きに迷いが生まれやすいですが、黒幻双龍は非常に素早く進軍しています。
開始6分程で黒幻双龍が闘龍門の根拠地南をすべて破壊。解散、移動で各ルートに合流する動きですね。
解散か移動かの判断ですが、敵の根拠地から優勢なルートに合流するなら、移動して合流。拮抗している、または押し込まれているルートに合流する場合は解散か疾走がおすすめです。筆者で敵の根拠地から合流する手段の判断基準は「各ルートの最前線に合流する速度」で考えています。優勢なルートなら前線は中間地点の城市~敵側の城市になりやすいので移動したほうが早く、劣勢なルートはまず根拠地~自軍手前城市をフォローする必要があるから、一度解散してから移動したほうが早く合流できます。
ほかのルートの状況はわからないよといった場合、移動が早い先陣かつ疾走スキルがまだ残っているかたは、一旦解散しても差し支えないと思います。芝見と補給は一族の方針次第。
手取川の戦いで意識したいこと
手取川の戦いの作戦は「リレー」と同じ
皆様小学校や中学校でリレーは経験したことあるでしょうか。筆者も鈍足ながら、経験あります。筆者が思うに、手取川の戦いはリレーと考え方が同じです。
今回紹介した試合で城市占領前からあらかじめ人員配置しておいたり、先回りして動き始めたりするのは味方から、または味方へバトンを受け渡しするため。自軍スタート地点から味方へバトンを渡していくイメージで、今後作戦を考えたり、動いたりするとやりやすくなるかもしれませんね。自分だけではなく、このゲームには味方がいるのですから。