【獅子の如く】夢幻泡影-上洛角逐戦について(後編)
公開日:2024/01/27 最終更新日:2024/01/27
ライター:ゆきとむし
コメント (0)
『獅子の如く~戦国覇王戦記~』における上洛角逐戦についてまとめた記事の後半です。上洛角逐戦の攻略のコツなどをまとめました。ぜひ攻略の参考にしてください。
夢幻泡影-上洛角逐戦について(後編)
先日の記事では上洛角逐戦イベントの前編として、基本的な内容をご紹介しました。
今回は後編として、実際に自身が上洛角逐戦イベントを体験した経験から、次回以降のイベント開催時にどうするべきかを書いていこうと思います。今後の上洛角逐戦イベント攻略の助力になれば幸いです。
上洛角逐戦の第1期の結果
参戦連合軍は高級城3つ+戦略城で終了
今回筆者の参戦した連合軍は、高級城3つと戦略城の保持、勢力の合計値では1位という結果。イベント中は最大報酬である高級城4つを目指すには対戦相手が強力なため、目指す余裕がありませんでした。しかし連合軍の皆様のご活躍により、高級城3つは確保したまま終えられた点は、良い結果だったと感じます。
対戦いただいた皆様、ありがとうございました。
筆者の参加したマッチングでは、高級城は各勢力がそれぞれ分けて保有する形で終了となりました。
もっとも印象に残った出来事
はじめての攻城戦
筆者のいたマッチングでは膠着状態が長めに続いたのですが、1週目はとくに激しい戦闘が繰り広げられていました。筆者のいる北陸連合軍と中国連合軍がおもに戦闘しており、1週目の攻城戦はまだお互い隣接していない状況でした。行天橋の攻防がとくに激しく、行天橋はすぐに破壊されてしまうため、双方手前の城である金沢御坊と此隅山すら取ることができない状況。
行天橋は普請し始めて援軍が入る前に破壊されるか、援軍がはいっても集結攻撃の連続で破壊されてしまう。この攻防で行天橋は単体で普請しに行くのではなく、砦などに紛れ込ませるなどのカモフラージュが必要であると学びました。また普請しにいく際は、主城を含めた陣地が目的の城に近いほど、妨害されづらいと感じます。
行天橋を普請しに行く場合はすぐに気づかれてしまうと破壊されるリスクが跳ね上がるので、普請しに行くタイミングを工夫する必要があります。狙いの城を保有している連合軍が何か対応中だった場合、そのタイミングで行天橋を普請しにいけば、相手の状況次第ですが気づかれる可能性が低くなると考えられます。
最終週の関所戦
筆者の連合軍は最終週の木曜日に美濃山関所、敦賀関所を保有しており、防衛側として対人関所戦が発生しました。
関所は防衛兵力が最大24軍団配置可、24軍団が配置されていると新たに救援操作ができず、いずれかの軍団が負けるか撤退するなどして23軍団以下になると、新たに援軍を派遣できます。この仕様が防衛にとって厳しいと感じました。
攻撃側は攻撃タイミングを任意に決められますが、防衛側は基本的に攻撃側の動作に合わせて動かなければなりません。そのため削り用の攻撃を絶え間なく浴びせられて、撤退を余儀なくされた時に本命攻撃が飛んでくるとひとたまりもないでしょう。関所防衛は余程の武将戦力差がない限り、1時間の防衛は厳しいと感じました。
仮に防衛できたとしても、1時間ずっと攻撃側主導で進むので、関所は戦況次第では「防衛しないor攻撃して占領しない」を選択が必要と学びました。とくに激しい攻防が続いているマッチングでは、1回の関所攻防戦ですべての加速が消え去ってしまう可能性すらあるので、関所がそもそも現在必要なのかという観点からも、攻防を検討する必要があるでしょう。
上洛角逐戦において考えるべきこと
三すくみのイベントであることを意識する
本イベントは「4つの一族で連合軍が編成され、連合軍が同じマップに3つある」ことを念頭に置いた立ち回りが必要です。同じ三すくみである九州制覇イベントを、もっと人数増やして長時間になったものを想像すると、イメージしやすいでしょうか。
たとえば、現在の獅子の如くは一定以上の武将戦力を保有しているプレイヤーが何人いるかで、対人のクロスサーバーの進め方が大きく変動します。武将戦力に一定以上の差がついてしまうと、たった数人の強力なプレイヤーに、10倍以上の人数が抑え込まれてしまうことも珍しくありません。
そんな対戦環境であるため、上洛角逐戦イベントでは1つの連合軍に強力なプレイヤーが集中するマッチングだと、ほかの連合軍としては、強力な連合軍を放置すれば高確率で劣勢になってしまう。そのようなマッチングが発生した場合、強力な連合軍は真っ先にほかの連合軍から狙われて2対1になってしまうことを、予測しておく必要があります。
上洛角逐戦イベントは2024年1月時点で初開催なので、イベントそのものはやってみるまで誰もわかりません。とはいえ、イベントのルールとマップ配置、ほかの一族のデータから、ある程度の展開は予測可能です。
筆者はマッチング段階で各連合軍の一族と人数、各サーバーの武将戦力(獅子番付から確認できる)を調べて、もっとも脅威になる連合軍と自身の所属する連合軍がどのような立ち位置になるかを予測して、戦闘段階に備えました。
本陣エリアと占領城に移転するかの判断
スタート地点である各連合軍の本陣エリアにある主城は、敵勢力から直接攻撃されません。その分敵プレイヤーの主城を陥落できない、前線からの距離が遠くなりがちといったデメリットもありますが、ほかの連合軍から攻撃されないので一方的に攻撃行動が取れるメリットは大きいです。
たとえば、ある連合軍が城の保護エリアに移転しており、ほかの連合軍は本陣エリアにいる場合、安全地帯から2つの連合軍に攻めたてられてしまう可能性が高くなると考えられます。ひとたび本陣エリアから移転した場合、敵プレイヤーから陥落させられる以外の方法で、本陣エリアに戻れません。移転を実施する場合、慎重に行う必要があるでしょう。
城同士の接続を活用する
本陣エリアから道で各城に繋がっており、これが寸断されてしまうと攻城ができなくなったり、救援できなくなったりします。また一度占領された城は保護に入り、当日中に攻城戦が発生しなくなります。
この仕組みを利用して、自軍と敵連合軍が隣接している連合軍の敵城を占領し、保護時間になったタイミングでほかの攻城戦に注力するなど、保護時間を考慮した立ち回りが今後重要になってくるでしょう。
攻城具の使用感
破城槌
筆者の連合軍ではほぼ使用せずでしたが、対象とする城外郭を無効化できます。保護があっても行天橋や大筒で曲輪に攻撃できるので、後半になるに連れて積極使用しなくなったかたは多いのではないでしょうか。
使い方としては、敵連合軍が密集している城の外郭保護を無効化し、主城を攻撃して防衛や攻城の妨害をするといった運用が考えられます。
とはいえ破城槌で曲輪を攻撃して城を占領できるわけではないので、あくまでも対人攻城戦の補助的な役割の攻城具です。
行天橋
攻城戦で、NPCや敵連合軍が保有する城を攻撃する際に必須の攻城具。
行天橋には種類があり、とくに番兵、無双、極対立の行天橋は非常に強力で、なかでも番兵は通常8軍団で攻撃するところを10軍団で攻撃できるようになります。
同等レベルの戦闘であるなら、合計兵力が35万近くまで可能な行天橋・番兵は、同じく10軍団で迎撃できる曲輪・番兵と戦闘しない限りは、無類の強さを誇ると感じます。
特殊効果をもつ行天橋は一度普請が完了すると、その後の攻撃成否に関わらず追加で普請できません。そのため使い所を誤って攻撃に失敗して破壊されたり、特殊効果の行天橋を使わずとも落とせそうな城に過剰な行天橋を普請してしまったりすると、以降の攻城戦が厳しくなる可能性が高まるでしょう。防衛側が強敵なら、通常の行天橋を最初に当ててから特殊効果の行天橋を当てるといった工夫が必要です。
大筒
普請中、攻撃中いずれもほかの連合軍から攻撃される恐れがある攻城具であり、普請完了まで20分かかるので一見すると扱いづらい攻城具です。ですが曲輪にどのような強力な援軍が入っていても、ひとたび大筒を発射できれば対象の曲輪を確実に破壊できる点は大きなメリットです。
使い方次第では攻城戦を有利に進められる大筒ですが、常時ほかの連合軍から攻撃を受けるといった点を、どのように解決するかが難題。大筒を維持するためには援軍を送り続けるしかないのですが、攻撃され続けるリスクを考慮すると、序盤から使用するのは難しいと考えます。使うなら最終週、連合軍奥義をある程度進めた状態で、ここぞという場面で使用するのがよいでしょう。